先日分解しかけていたタービンを本格的にばらして「使えるもの」「使えないもの」を選別してオーバーホールするかリビルト品を購入するか考えてみようかと思います。
で・・・・お手々が真っ黒になりながら分解完了。
何が一番苦労したかと言いますと・・・ターボハウジンが外れ難かったです。
ま〜これだけ錆びてカーボンも蓄積していれば仕方ないです。
これは再利用不可能ですね・・・・・
他の部品も見てみましょう。
先ずはブロワーの羽です。
オイル等で汚れていますが、損傷がなさそうですので掃除すれば大丈夫そうです。
次に大元の土台です。
ブロワー側です。
ベアリング土台にほんの少し擦れ跡がありますが、傷・損傷はありません。
排気側もカーボンをがりがりとればこの通りです。
充分使用可能です。
一番心配していた部分が使えそうですのでちょっと安心しました。
最後にタービンと軸です。
羽のカーボンの蓄積は半端じゃありません。
とりあえず、見た感じでは軸に痩せやスラッジもなっく、カーボンの付着のみで問題なさそうでした。
ちなみにマイクロメーターを持っていないので定規を当てて光にかざしてみましたが、痩せている部分はなかったです。
ってなわけで軸に関しては問題なし。
気になるタービンの羽は・・・・・
写真では判り辛いですが、カーボンがびっしりと付いています。
このカーボンをリューターで削って腐食があればボツです。
恐る恐る削ってみると・・・・・
ラッキーーーーーー!!!
全く腐食もなく綺麗な原形の羽が出てきました。
この後、全ての羽のカーボンを除去してタービン軸が完了。使用可能です。
結果、ターボハウジングと排気エルボ、マニホールドとターボの間の金具は交換必須で、メタルとベアリング関係を交換するとしていくら必要か???
ハウジングとか中古ってないですよね???