器用貧乏な世界!

自己満足の趣味を綴ってます。
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油圧システムのシール交換
あけおめ〜と言ってから気づけばもう4月・・・・・・

忙しくバタバタしてるともう春でした。

ネタはいろいろあるのですが、とりあえずユンボの続きをアップします。

前回、作動油を入れてエンジンをかけようとしたらバッテリーは満充電のはずなのに「カチッ」というだけでエンジンがかかりません。

というよりセルが回らない。

よく見ると電気系がすべてダウンした状態です。

あれれ?と思っていると、しばらくすればまた「カチッ」だけセルが反応して電気系ダウン。

調べた結果、カプラーの接触不良でした。




てっとり早くギボシでつないでエンジンスタート。

久々に機嫌よくエンジンは回ってくれました。

アームを上下したり旋回したり歩いたり・・・・・

古いなりにも十分使えるようになりました。

気分良く倉庫の定位置において出動を待つことにします。

と思いきや・・・・・

次の日になると少し浮かせておいたアームが地面に着地していました。

見たところシリンダーから油漏れはありませんでした。

今度は倉庫の天井にあたるくらいまでバケットを持ち上げて3時間おいておくと、また地面まで下がっていました。

使うには支障がないのですが、シリンダー内のシールが痛んでいる証拠です。

ってなわけでついでにアーム・バケット・ブームのシリンダーのシール交換をします。



シリンダーのシールカバーが外れない。

で、重機のリース屋にいっている従妹にヘルプをお願いして格闘すること20分。

なんとか外れました。




こんな短いスパナですが、最初の一撃目は2mの鋼管を継ぎ足して回しております。



蓋が外れた状態です。



抜いてみるとインナーはこんな感じです。

この緑色のシールの劣化でオイルの内部リークが発生してアームなどが下がってしまいます。

この勢いで残り2本も外します。








これであとはシールを交換するだけです。



まずはバケットシールからです。

新旧のシールを並べてみました。

カラーは交換する必要はないかもしれませんが、念のために一緒に交換しておきます。

ちなみにこのカラーを抜くにはコツが必要です。

次にアームのシールです。




最後にブームのシールです。

これは交換済みの写真ですね。




元通り組み上げて出来上がり。

作動油を注ぎ足しながら作動状態を確認して、オイル漏れがないのを確認して作業終了です。
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