2013.05.20 Monday 07:48
船イジリ開始です。
以前ドナドナしてきた元漁師のオジーの船です。
修理して使うか?バラバラにしてすてるか?迷いましたが、肝心のエンジンがどんなものか見てから決めることにします。
まずはフジツボ等の養殖場になっていたため、不意に触れると怪我をするのでとりあえず掃除から入ります。
スクレーパーでがりがりしたらすんなり取れてくれました。
乾燥するとこんなに簡単に取れるんですね。
次は船で一番肝心なエンジンです。
エンジンは、イスズの「UM4BD1−TC」です。
結構錆びてるし、年式も約20年です。
エンジンは、始動するものの白煙もくもく状態です。
修理費用にどれだけかかるのでしょうか?
船体も40年選手ですし、そこそこの値段がかかるのでしたら破壊するつもりです。
タービンの周りもこんな状態です。
この酷い部分から分解開始です。
当然のごとく、ネジは朽ちて回せないのでサンダーとタガネで飛ばしました。
排気管と近くの部品を外してタービンを取り出すだけで1日仕事になりました。
さーこれがどこまで再生できるか?
はたまた交換になるのか?
交換となるとこれだけでも結構な値段になりますよね?
続いてマリンギヤのオイルクーラーを外そうかと思ったら、なんと海水の通り道がほとんど塞がってました。
塩で動脈硬化を起こしてました。
内側もこのありさまでした。
マイナスドライバーでカリカリすると動脈硬化は、すんなり解消しました。
内側もこのとおり。
フラッシングと蜂の巣の掃除は、年に一回くらいしないといけないのでしょうかね?
分解はどんどん進んでいきますが、ここで業者の適当とも言える作業内容があらわになりました。
上の写真のエンジン右側に注目してください。
インタークーラーがあるのですが、その蜂の巣の蓋が普通だとシートガスケットでシールしてあるのですが、このエンジンはコーキングのみでシールしてありました。
実はその下にはオイルプレッシャーセンサーがあるのですが、そこから漏れた海水で故障していました。
K・Dって人が修理していた業者なのですが、これはひどいです。
しかもインペラを数年前に交換してくれていたのですが、その破片もインタークーラーの蜂の巣に残って半分が塞がった状態。
年寄が所有している船相手に、この修理はないよね〜(怒)
さて気を取り直して分解は続きます。
次はラジエターの取り外しです。
綺麗なクーラントが出てきて喜んでいたのですが、やはり底には錆び水が溜まってました。
これはマニホールドですが、膨張はありますが腐食して使用不可能な状態ではなさそうです。
マニホールドはすんなり外れて左側はすっきりしました。
ついでにインタークーラーも取り外しました。
インタークーラー・ヒートエクスチェンジャー・マニホールドが、外れました。
インタークーラーです。
マニホールドです。
1番のところにカーボンが沢山詰まっていたので1番は真面に爆発していないのでしょうね。
ヒートエクスチェンジャーです。
外観はまずまずってとこでしょうか。
蜂の巣は、こんな感じです。
綺麗に掃除して細かいところまで確認して、最終使い物になるかどうか吟味が必要です。
ちなみにエンジンは船から降ろすのですが、船体を切らずに取り出せるように付属部品を外しております。
この先どうなるか楽しみです。
修理して使うか?バラバラにしてすてるか?迷いましたが、肝心のエンジンがどんなものか見てから決めることにします。
まずはフジツボ等の養殖場になっていたため、不意に触れると怪我をするのでとりあえず掃除から入ります。
スクレーパーでがりがりしたらすんなり取れてくれました。
乾燥するとこんなに簡単に取れるんですね。
次は船で一番肝心なエンジンです。
エンジンは、イスズの「UM4BD1−TC」です。
結構錆びてるし、年式も約20年です。
エンジンは、始動するものの白煙もくもく状態です。
修理費用にどれだけかかるのでしょうか?
船体も40年選手ですし、そこそこの値段がかかるのでしたら破壊するつもりです。
タービンの周りもこんな状態です。
この酷い部分から分解開始です。
当然のごとく、ネジは朽ちて回せないのでサンダーとタガネで飛ばしました。
排気管と近くの部品を外してタービンを取り出すだけで1日仕事になりました。
さーこれがどこまで再生できるか?
はたまた交換になるのか?
交換となるとこれだけでも結構な値段になりますよね?
続いてマリンギヤのオイルクーラーを外そうかと思ったら、なんと海水の通り道がほとんど塞がってました。
塩で動脈硬化を起こしてました。
内側もこのありさまでした。
マイナスドライバーでカリカリすると動脈硬化は、すんなり解消しました。
内側もこのとおり。
フラッシングと蜂の巣の掃除は、年に一回くらいしないといけないのでしょうかね?
分解はどんどん進んでいきますが、ここで業者の適当とも言える作業内容があらわになりました。
上の写真のエンジン右側に注目してください。
インタークーラーがあるのですが、その蜂の巣の蓋が普通だとシートガスケットでシールしてあるのですが、このエンジンはコーキングのみでシールしてありました。
実はその下にはオイルプレッシャーセンサーがあるのですが、そこから漏れた海水で故障していました。
K・Dって人が修理していた業者なのですが、これはひどいです。
しかもインペラを数年前に交換してくれていたのですが、その破片もインタークーラーの蜂の巣に残って半分が塞がった状態。
年寄が所有している船相手に、この修理はないよね〜(怒)
さて気を取り直して分解は続きます。
次はラジエターの取り外しです。
綺麗なクーラントが出てきて喜んでいたのですが、やはり底には錆び水が溜まってました。
これはマニホールドですが、膨張はありますが腐食して使用不可能な状態ではなさそうです。
マニホールドはすんなり外れて左側はすっきりしました。
ついでにインタークーラーも取り外しました。
インタークーラー・ヒートエクスチェンジャー・マニホールドが、外れました。
インタークーラーです。
マニホールドです。
1番のところにカーボンが沢山詰まっていたので1番は真面に爆発していないのでしょうね。
ヒートエクスチェンジャーです。
外観はまずまずってとこでしょうか。
蜂の巣は、こんな感じです。
綺麗に掃除して細かいところまで確認して、最終使い物になるかどうか吟味が必要です。
ちなみにエンジンは船から降ろすのですが、船体を切らずに取り出せるように付属部品を外しております。
この先どうなるか楽しみです。