器用貧乏な世界!

自己満足の趣味を綴ってます。
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融通の全くきかないパナソニック
おうちの電気温水器が故障しました。

この温水器は、ナショナル時代のものなので14年になるでしょうか?




今までの故障は、水害にあった時に壊れた程度でそれ以外は機嫌よく動いてくれていました。

ここは流石大手メーカーで耐久性・信頼性は抜群ですね。

F68というエラーコードから概ねの故障は箇所は分かりました。

とりあえずカバーを外してみました。




まず簡単なところから確認ってことで、送水管のストレーナーです。

少しゴミが詰まっていましたが、特に異常はありません。




次に積層ポンプという部品です。

いろいろネットで調べてみてもここが故障しているケースが多いようです。




左下にある小さなポンプですが、これが原因であろう積層ポンプです。



さっそく取り外して中を確認してみます。

ちなみにカバーを外してからポンプを取り外すまで20分かからないくらいでここまでたどり着きました。

僕のようなド素人がここまで20分ってのを一応覚えておいてください。

で、ネジを4本外して中のポンプのコアを取り出してみると・・・・・




磁性体のコアが割れていました。

故障個所も分かったのでパナソニックの修理相談窓口に電話をすると「修理依頼だけですので、部品の供給は個人にはできない」ってことでした。

ま〜そうなるでしょうね。


僕にすれば「は?」ってな話です。

パナ側の言いたいことは分かりますが、自己責任で売ってくれればいいのに・・・・・・

しばらくの押し問答の末、パナ側の言いなりになり修理を依頼することにしました。

で、すぐに修理に来てくれたのですが、そもそも修理と言ってもポンプを付けるだけなので数分で終わるかと思いきや。

30分たっても作業が終わらない・・・・・

見に行ってみるとまだポンプを取り付けています。

しかもゴム製のホースを銅管に差し込むのに排水溝の水を付けている・・・・・

このオッサンなにやってんだ?

その中を通る水って俺達の口に入るんだぞ!!!

しかも無茶苦茶手際が悪い。

やっと終わってタンクに水をためていると、今度はタンクの底から漏水です。

ポンプを付ける際に無理やり銅管をグニャグニャ動かしたのが原因です。

幸いパッキンを交換して漏水は止まりましたが、タンクの水450Lをもう一度捨ててからの作業です。
で、幸いにも車で5分のところにパナソニックの修理部門があるので部品を持参していきました。

すると部品はありますが、作業員が出向いて作業しないとダメですってことでした。

なにそれ!!!!

結局3時間半かかってようやく作業が終わりました。

まだその他にもふがいない点が多々あったのですが、書くのも面倒なくらいです。

で、車で5分のところを出張料として5千円ほど、技術料として1万円程度請求されました。

ちなみに部品代は、8千円弱です。

これがほんとにプロの仕事でしょうか?

すこぶる腹立たしいです。

で、最終の落ちとしまして・・・・・

数日後に先輩宅のパナの石油給湯器が故障して部品交換が必要になったのですが・・・・・・

先輩が同じパナの修理部門に電話をする際に「○○電機ですが・・・・」と連絡するとすんなり部品供給がされました。

当然先輩は電気屋さんでも何でもありません。

ってことは、僕も「○○電機ですけど・・・・」と言っていれば余計な費用と時間を使うことなく修理できてたってことです。

なんなのパナソニックのこのシステムは!!!

パナソニック!! えぇかげんにしろよ  もうちょっと融通きかせて部品くらい供給しろ バ〜カ!
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油圧システムのシール交換
あけおめ〜と言ってから気づけばもう4月・・・・・・

忙しくバタバタしてるともう春でした。

ネタはいろいろあるのですが、とりあえずユンボの続きをアップします。

前回、作動油を入れてエンジンをかけようとしたらバッテリーは満充電のはずなのに「カチッ」というだけでエンジンがかかりません。

というよりセルが回らない。

よく見ると電気系がすべてダウンした状態です。

あれれ?と思っていると、しばらくすればまた「カチッ」だけセルが反応して電気系ダウン。

調べた結果、カプラーの接触不良でした。




てっとり早くギボシでつないでエンジンスタート。

久々に機嫌よくエンジンは回ってくれました。

アームを上下したり旋回したり歩いたり・・・・・

古いなりにも十分使えるようになりました。

気分良く倉庫の定位置において出動を待つことにします。

と思いきや・・・・・

次の日になると少し浮かせておいたアームが地面に着地していました。

見たところシリンダーから油漏れはありませんでした。

今度は倉庫の天井にあたるくらいまでバケットを持ち上げて3時間おいておくと、また地面まで下がっていました。

使うには支障がないのですが、シリンダー内のシールが痛んでいる証拠です。

ってなわけでついでにアーム・バケット・ブームのシリンダーのシール交換をします。



シリンダーのシールカバーが外れない。

で、重機のリース屋にいっている従妹にヘルプをお願いして格闘すること20分。

なんとか外れました。




こんな短いスパナですが、最初の一撃目は2mの鋼管を継ぎ足して回しております。



蓋が外れた状態です。



抜いてみるとインナーはこんな感じです。

この緑色のシールの劣化でオイルの内部リークが発生してアームなどが下がってしまいます。

この勢いで残り2本も外します。








これであとはシールを交換するだけです。



まずはバケットシールからです。

新旧のシールを並べてみました。

カラーは交換する必要はないかもしれませんが、念のために一緒に交換しておきます。

ちなみにこのカラーを抜くにはコツが必要です。

次にアームのシールです。




最後にブームのシールです。

これは交換済みの写真ですね。




元通り組み上げて出来上がり。

作動油を注ぎ足しながら作動状態を確認して、オイル漏れがないのを確認して作業終了です。
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